指輪紛失事件、か〜ら〜の〜!?
現在滞在中の、田舎町でお食事をしていたときの話。
お店は外で、木の床に直接座るようなタイプのレストランでのお食事中。
席に着くと、若い女性の方が
「チンチン(指輪)おちてませんでしたかっ!!!」と急に私達のスペースに入ってきました。
あたりに指輪は見当たらなかったのですが、彼女は指輪を諦め切れない雰囲気。何度も戻ってきては、探し、別のところへ行き、戻りを繰り返し、終いには涙目になり、「指輪がない」話しておりました。
結婚指輪なのか、高級指輪なのかわかりませんが、非常に大切な指輪の模様。
あまりにもかわいそうでしたので、お食事を中断し、一緒に探してあげる事にしました。
席をずらしてみたり、ゴザをひっくりかえしたり、板の下を見てみたり、食べた後の鍋をひっくり返してみたり。
しかし、指輪は結局見つからず、女性の方からにお礼も言われず、どこかに行ってしまいました。こんなもんか〜と少々センチな気分。
何はともあれ、お食事を再開、と、隣の華僑の方々がぽつり私の事を「あいつは日本人か?それとも韓国人か?」と話しているじゃないですか。
それを聞いて、イラっとした私、間髪入れず、「日本人です」と、
「やっぱり」と華僑。
どういう事か聞いてみると、知らない人のために、あそこまで一緒に探してあげるのは日本人ぐらいだ、とのこと。私は普通のつもりだったのですが、インドネシア人には少々異常に映ったようです。
ちょっと感動している私を横目に、この華僑の方々に電話がかかってきまして、電話越しに「指輪、指輪がなくなったんだよ!ロード・オブ・ザ・リング!!わかる!?」と、面白おかしく話しておりました。
って、ロード・オブ・ザ・リングって消えちゃうやつじゃない!!!おそれはブラックジョークでダメなやつ!!!
ええ、そんなこんなで、今日もインドネシア地方の日は暮れていきます。。。