私が3ヶ月でインドネシア語を習得した方法。

駐在からのべ3年が経ち、普通にインドネシア語で仕事しておりますが、今思えば駐在当初は1、2、3、ミゴレン、ナシゴレンしか知らなかった私。

それが今は現場でインドネシア語で指示を出し、 価格交渉し、Pie Kabare なんてジャワ語も使うまでに成長しました(笑)

完璧なインドネシア語ではありませんが、日常生活、仕事において、インドネシア語の問題はありません。

インドネシア人からは「インドネシア語うまいね〜、彼女沢山だからねー!!!」とよく言われますが、非常に心外です!!!(笑)

そんな、誤解を解くために、私が駐在当初に実践したのインドネシア学習法を公開したいと思います。

この勉強法で私は3ヶ月ほどで日常会話に問題がなくなるほどになりました(語学学習詐欺みたいですが。。。笑)

他の言語でも汎用性が高い勉強法だと思います、ぜひ英語、中国語でも活用してみてください!

「インドネシア語習得は簡単」と言われる3つの理由。

日本人に語学の面で頼らない

これが一番の肝です。つまり、インドネシア語を話せる人に「つどつど通訳を頼まない」ということです。

買い物、タクシーの値段交渉、飲み屋等でインドネシア語で話しかけられても、絶対に通訳を介さない。

仕事も同じで、ローカルと話すときに通訳を介さず、膝つきあわせてローカルにかぶりつく!これを徹底するだけで、だいぶ違います。

これは「日本人とは一緒に居ない」とは似て非なる物です。

よく外国に「日本人とは絶対につるまない!」と仰られる硬派な日本人がいらっしゃいますが、私達が日本人である以上、日本人の友人が居ても私は良いと思います。

会社の付き合い、日本人にしかわかり合えない考え方、地元の情報共有など貴重なつながりであることは確かなのです、要はその度合いなのです。

現地に行って語学が全く伸びない人の共通点は

1:日本人とつるみすぎていて現地語を使う機会が限られる

2:家にこもりすぎて外に出ないので、そもそも喋らない

3:そもそも語学習得する気ががない

のどれかだと思います。日本人と一緒に居るのは結構、できる限り自分の言葉で話しましょう。

聞く、聴く、そしてさらに訊く!

次に大切な事は、ひたすらインドネシア語を「きく」こと。

1:聞く=ただ単純に流すように聞く

2:聴く=注意深く、身を入れて聴く

3:訊く=話の意味を訊く

私は上の3つの「きく」ひたすらに実践しました。

これは日本人に語学の面で頼らないという事が徹底できれば、さほど難しい事ではありません。

しかし、インドネシア人と一緒にいることが必須になります。日本に居る方は、最後の訊く以外はYoutubeなどで代用可能です。

まず、テレビを見る、友達の集まりに行き、意味はわからないけどインドネシア語を「聞く」、話の流れ、雰囲気の中で大事なポイントを注意深く「聴く」、そして大事なポイントでわからない事があった場合は「訊く」。これをひたすら繰り返すのです。

これだけで使えるようになるのか。。。と不審に思っている方がいらっしゃるでしょうか、これがすごい効くのです!!(笑)

この3つの「きく」を繰り返すと、インドネシア人がいつも使っている単語、フレーズ、言い回しにリズム、規則性がある事がだんだんわかってきます。ココまでくれば大丈夫、あとはそのフレーズ、言い回しを記憶、活用、実践するだけです。

質問を訊くことで「この人は本当にインドネシア語の習得がしたいんだ」という信頼も同時に得る事ができ、この信頼はインドネシアで仕事をする上で非常に重要なことです。

「きいた」後に単語帳を開く!

「きく」を繰り返していると、聞いた事あるけど、意味がわからない単語が沢山出てきます。

そういった場合に、初めてインドネシア語の本を開き、単語は知っているので単語の「意味」を付け加えるのです。

ちなみに私が使っているインドネシアの本はこれです↓
写真 19-2-15 9 56 33

森山式インドネシア語珊瑚頻度順3535

この本のいいところは、よく使う順に単語がひたすら載っているということです。

これをはじめから読んでいくと、あ、この単語知ってる、聞いた事あるという単語が沢山でできます。

書店でも普通に売っておりますので、インドネシアに渡る前に一つ持っていても絶対に損はありません。

英語をちょっと思い出し、ちょっと勉強する

実はインドネシア語には英語に似た単語が沢山あります。似た単語がある理由はインドネシア語のルーツはマレー語で、マレー語には英語をもとにした外来語があるからだと思われます。

似た単語の例ですが、「情報」を意味する「Information」これはインドネシア語で「Informasi」語尾が変わるだけです。

その他にも、

Concentration = Konsentrasi (集中)

Production = Produksi (製造)

Photo = Foto (写真)

などなど、枚挙にいとまがありません!英語を勉強しているつもりが、ちゃんとインドネシア語の勉強にもなっているんです。

いかがでしたでしょうか?以上の事を数ヶ月実践すれば、少なくとも日常会話レベルは絶対に習得できます。語学の勉強は、やるかやらないか、話したいか話したくないかという心意気が最終的に大切になってくると思います。

皆様、インドネシア語は日常会話レベルは非常に簡単です、ぜひこれを機会に勉強してみてください!

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