激変!?7年間でインドネシアはどう変わった!?

気が付くと年もあと少し、皆様いかがお過ごしでしょうか?

おかげさまで私は公私ともに忙しく、ブログを書く時間も取れずわさわさとしておりました。

気が付くと私がはじめにインドネシアの地に勤務をし始めてから7年が過ぎ、駐在当初と比べると、本当にインドネシアは変わったなと思うことばかりです。

そこで今回のエントリーではここ7年でインドネシアの何がどのように変わったのかをご紹介したいと思います。

物価が上がった?

 

まずはこれです、とにかく物価が上がりました。

年当初は2万ルピアあればナシゴレン+お茶ぐらい食べられたものですが、今では3~4万ルピアぐらいお金を取られたりします。当時と比べると1.5倍のイメージです。

2013年に書いた物価の記事ではHONDA BEATというバイクの価格が約1,300万ルピアに対して、今では1,500万ルピアを超えています。

支払う金額を見る限り、一見インドネシアの物価が上がった!と思ってしまいますが、円建てて見ると意外と変わってなかったりします。

例えば2013年の円ーインドネシア為替は100~115円=10,000ルピアでした。先ほどのバイクの場合日本円で約13万円です。

2018年では為替は125-130円=>10,000ルピアですので、日本円にすると約12万円になっています。つまり、バイクの場合、ルピアでは価格が上がったが、円建てては価格が下がったということになります。

ルピアで生活している人には値上がりですが、外貨で生活している人は意外にも影響が少ないのかもしれませんね。

インフラが整い始めた

 


ここ数年でインフラ、特に交通インフラの激変ぶりは目を見張るものがあります。

2011年当時は大きな幹線道路でも穴が沢山開いていたりしましたが、今では小さい道は穴だらけなものの、大きな道での穴は少なくなってきています。

また高速道路などの整備も各地で進み、道路もどんどん増えて良くなって来ています。

空のインフラも例外ではなく、ジャカルタの都市部や地方も含め空港の改修が進み新しくなり、空港から市外への直通電車も通るようになりました。

一昔前には考えられなかった「当たり前」の交通インフラが整い始めたのもここ数年です。

携帯がスマフォに変わった

 


これは世界中で起こっていることですが、インドネシアも例外ではありません。

来た当初はまたノキアを持っている人が多く、またBBM(ブラックベリーメッセンジャー)というブラックベーリー専用のメッセージ送信が主流でしたが、2018年現在ではブラックベーリーはほぼ完全に消えました。

それにとって代わるようにLineやWhatsappの使用が劇的に増え、今では社内のちょっとした業務連絡はではなくスマフォアプリで行うほどです。また、スマフォに変わったことにより出てきたビジネスの代表格がGo-JEKです(過去記事)。

今ではGo-Jeckなしに生きれないぐらいの世の中になってきましたが2011年当初はバイタクなんて(笑)ぐらいにしか思っていませんでしたが、今ではなんでも宅配してくれるなんでも屋さんになっています。

さらにE-commerceもインドネシアではここ数年で劇的に増えました、その一端を担っているのはスマフォであり、先のインフラの整備が進むことにより、JNEやJ&Tを中心とする宅配便ビジネスが伸び始めて来たからに他なりません。

車が増えた

 

2011年と比べると2018年は地方でさえ渋滞がひどくなってきました。車の販売台数は2013年にピーク121万台)を迎えたものの2011年は89万台に対して2016年は108万台と約1.2倍になっています。

ちなみに年にピークの理由の一つにトヨタ・ダイハツが共同開発したローコストグリーンカー(LCGC)の適応車であるアギヤ、アイラが2012年後半に販売を開始したからではないかと思います。

上記2車種は当時は1億ルピア(90万円ぐらい)を切り、格安の車と一世を風靡。これを機にローンを組むインドネシア人も増え、中下流層が車を購入しやすくなりました。今では街中でアギヤ、アイラを見ない日はありません。

ちなみにバイクはむしろ逆で2011年の801万台がピークで2016年には593万台と徐々に下がってきているようです。今後もバイクから車にシフトしてくることが予想されます。

参照:(http://www.aisi.or.id/statistic/)

日本・日系企業のものが増えた

 

ここ数年で日系企業のインドネシア市場への参入が多く増え、日本のもの(同等)がインドネシアでも簡単に手に入るようになりました。

2011年当時であればポッキーやポカリはありましたが、お〜いお茶やオロナミンCなどの飲み物は日系スーパーでしか手に入りませんでした。

ギャッツビーのヘアワックスが出て来たのもここ7年の話で、その時は日本から持って来たり、シンガポールで調達したりしていましたが、今では当たり前のようにスーパーやコンビニでギャッツビー製品が買えるようになりました。

2015年にはジャカルタにはインドネシア初のイオンモールがオープンし、2017年には2号店が、そして今後も店舗を増やしていくようです。そのほかにもUNIQLOなどのインドネシア進出はインドネシア在住者にとっては本当に嬉しいものです。

ちなみに個人的に一番嬉しかったのは丸亀製麺(インドネシアでは丸亀うどん)ができたことです(笑)

最後に

 

インドネシアは過去7年間で劇的に変化しており、今後もまだまだ変化する余地があると思います。

数年前に一度インドネシアに行ったことがある方はインドネシアにもう一度来て見てください。当時とはまた違ったインドネシアが発見できると思います。

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