ムスリムがお祈り前にお清めする理由が素晴らしい件
断食も無事に(?)1週間過ぎましたが皆様如何お過ごしでしょうか?断食とあまり関係ない日本人にしてみれば、ご飯を食べるにも肩身が狭い思いをしているかもしれませんが、今月はインドネシア人と一緒に我慢して行きましょう。
先日、私の仕事を手伝ってくれている、日本語が少し話せるインドネシア人がこんな質問をして来ました、
インドネシア(以下イ)「しんさん、イスラム教徒がお祈り前に体を洗う理由って知ってる?」
私「あれって、神様にお祈りする前に体を清めるんでしょ?」
イ「ち〜〜〜〜がうよ〜〜〜〜〜昔のアラブ人はキッタナカッタからだよ〜〜〜〜!!!」
私「ちょっ(笑)そんな大きな声で言うと怒られるよ!!」
イ「大丈夫、日本語だからっ!まぁ聞いてくださいよ、昔のアラブ人は汚くて、手とか足とかあそことか全然洗わなかったから汚かったから洗わせるようにしたんだって」
彼曰く、その昔、安全衛生の意識が低かった頃、汚い手でご飯食べて、寝る時も足洗わないし、夜の営みの時も局部を洗わなかったので、衛生上健全で無かったらしいです。
それをどうにか良くしようとしてイスラム教の方が体を清めるという行為を通して、体を洗わせて清潔に保ち、衛生環境を向上させたらしいです。
イスラム教徒が豚肉を食べられない理由も、豚が持っている様々な病原菌が感染症を引き起こすと考えられていたからという説があります。つまり衛生上よろしくないから食べてはダメという事ですね。
こういう歴史的(?)背景を聞くと、宗教というものは生活と密着しているもので、信者の事を考えて運営していたんだなぁと非常に興味深いし、理解ができると思いました。
やはり別の宗教、人種でも相互理解が大切と改めて考えた次第です。