何てもったいない!と思ったバンドゥン、3つの事
バンドゥン旅行から早くも1週間以上が経ってしまいましたが、改めてバンドゥンについての記事を書きたいと思います。
率直な感想、バンドゥンは移住したいぐらい「いい街」でした。が、言わずもがなバンドゥンもインドネシア、もったいないことも沢山あり、ちょっと残念ではありました。今日はそんなバンドゥンでもったいないと思った事をご紹介。
もったいないその1:渋滞のひどさ
さすがインドネシア、街づくりが民度の低さか、いたるところ渋滞だらけ。年末補正を掛けてもちょっとやり過ぎ。また路上駐車が渋滞に拍車をかけている気がしており、日本ならそんなところに駐車しないよね?と思う事がしばしば。
というもの、走っている車の量に対して駐車場も異常に少なく、どこもかしこも駐車場を探すのが大変。インドネシア政府や建設業界もココまでインドネシアが発達するとは思っていなかったんでしょう。
駐車場も見つからないし、見つかっても駐車料金を沢山取られる。結局、Tidak apa apa な気持ちで路上駐車になってしまうんでしょう。
路上駐車は狭い道だろうが関係なし!車同士のすれ違いも大変で時間がかかってしまい、渋滞を引き起こしてしまうのです。インドネシア政府はこんなに邪魔になっている路上駐車を取り締まってしまえば、財源も増えて渋滞も緩和され国も潤うでしょうにと思いました。もう少しどうにかしてほしいです。
駐車場がなさ過ぎて車の前に車が駐車している空港の駐車場↑。ちなみにサイドブレーキをしない事がマナーらしいです。
もったいないその2:空港が異常にショボイ
バンドゥンの空港は230万人の人口を支えているとは思えないほどのショボイ空港でした。政府としてはジャカルタのスカルノハッタ空港に人を集める思惑もあったのでしょうが、国内線のゲートが1カ所しかないってどういうことよ?写真は国内線唯一のゲート。もちろんブリッジはなく、飛行機まで歩き。
一応、トランジットもあるらしいのですが、トランジットデスクもこのありさま↓
デスクすらないし!兄ちゃん携帯いじってるし!(笑)
もっとも現在、新しい空港を作っているそうなので私の懸念はスグに解消されそうです。新しい空港に期待です。
もったいないその3:トップレベル学府、バンドゥン工科大学の周りが汚い
いろんなインドネシア人に「バンドゥン工科大学の人間は頭がいい!」と言われていたので、頭がいいインドネシア人学生に肖るためにちょっとだけ大学の周りをまわりました。
が、ここでちょっとショック、インドネシアトップレベルにも関わらず、学校周りが汚い。周りの道はゴミだらけ、壁は落書きだらけでやっぱりインドネシアという事を思わざるを得ませんでした。
捨てる人間、落書きする人間は大学外の人ばかりと言ってしまえばそれまでですが、将来のインドネシアという国を背負う人材を輩出する国のトップレベルの大学の回りがこんなに汚れているともったいないと言わざるをえません。
あの汚さを見ると「10年後もインドネシアは今と同じだろうな」と思ってしまいますが、大学回りだけでも綺麗であれば、将来のインドネシアは明るいと言う展望が開けると思いました。非常にもったいない。
もったいないその4:観光地も汚い
バンドゥン経済の生命線である観光地、ココも非常に汚い。バンドゥン工科大学と同じでゴミだらけ、落書きだらけ。
ちょっと見にくいですが、一番の観光地タンクバンプラフも柵の中がゴミだらけなのが分かると思います、
タンクバンプラフから少し行った場所に「Goa Jepang」という旧日本軍が作らせた洞窟があるのですが、その途中の山道もゴミだらけ落書きだらけ、
またGua Jepangに隣接している「Goa Belanda」 (オランダ人洞窟)も中は落書きだらけ、
その昔、沢山のインドネシア人が処刑されたような人口洞窟の中に良くもまぁこんな罰当たりな事ができるなぁと呆れてしまうほどでした。ここはインドネシア政府が中心となってすばらしい自然、歴史建造物を後世まで綺麗に保存してほしいと思います。
おわりに
バンドゥンはこれからもっと伸びていく街だと思いますが、もっともっと改善すべき点はあるなと思いました。いつになるかは分かりませんが、また近いうちにバンドゥンに遊びに行きたいと思います、そこ頃までには今よりも良い街になっているように期待してます!