旅行1日目 ロンボク島は投資の嵐?
前回のスラバヤの記事はこちら
午後3時頃スラバヤ空港を出発して、一路ロンボク島へ。スラバヤとロンボク島は飛行機で1時間位なのですが、1時間の時差があるため、到着は午後5時。
到着したのは12月29日、年末旅行でさぞ混んでいるんだろうと思いきや、
ガラガラ〜〜〜、観光地として大丈夫かしら。
特に遅れもせず、無事に着いた後、次に気にしないと行けない事はホテルまでの道のり。
値段交渉するべきなのですが、正直面倒だったので、到着ゲート直後のタクシーカウンターへ。
タクシーカウンターには値段表があり、今回泊まるセンギギエリアまでは27万5千ルピア(2700円位)で、空港から1時間半ぐらい掛かるとの事。
まぁ、1時間半位なら妥当だと、特に値段交渉もせず、即決。途中でレストランにもよってくれるとの事。ちなみに車はトヨタAvanza。
後ほどウーバーで調べてみたら大体25万ルピアだったので、適正な価格のようです。
空港の入り口にはタクシーのぽん引きが沢山いるわけですが、「既に中で予約したよ」とレシートをみせると、「おぉ、あいつあいつだ!おい、運転手こっちこい!」となぜか皆さん協力的、違和感。
空港は割と綺麗で、トイレも綺麗でした。ジョコウィ大統領の投資のおかげで空港も新設されたのでしょう。
建屋外は普通におばちゃんと子供達が道のど真ん中で座るようないい雰囲気。あぁ、そうか、これがロンボクかと。
タクシーの運転手さんと無事に会え、車に乗り込み、センギギへ。
運転手さんはバンドゥン出身という事で、「クマハ カバルナ(スンダ語)」とご挨拶、これの一言で超ご機嫌。明日の予定は?移動の手段は?タクシーやります!と営業活動。インドネシアあるあるですね。
そんな和気あいあいとした中、センギギに向かっているのですが、まぁ道路が綺麗。幹線道路は片側3車線で道路の状況も良好。これは国から相当な投資が掛かっているなという印象。
もう一つ、気になったとこと、それはいたる所でモスクを建設中という事。
聞いてみると、ここ最近は投資資金が多く流れているらしく、モスクの建設が多いとの事。モスクと投資との繋がりは分かりませんが。
ロンボク島はイスラム教徒がマジョリティーとのことで、目と鼻の先にあるバリ島とは全然雰囲気が違います。ただ、ロンボク島にもヒンドゥー教徒が点在しており、時折バリ風の建物が現れます。
そんなお金の話しをしながらホテル到着前に夕ご飯を取る事に。
夕ご飯はドライバー推薦のAyam Taliwang のお店。
Ayam Taliwangはロンボク島の食べ物で、鶏肉に唐辛子やその他スパイスをかけてとにかく辛くした鶏肉です。
下の写真の左の鳥がそれです。
ロンボク島、初めての食べ物!いざ実食!!
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あ、味がしない、さっぱり辛くもない・・・・・。
以前にもこの料理を食べた事があり、その時も全然味がしなかったのですが、その時は店が悪かっただけだろうと思ったら、まさか本格派の味を出してたお店だったのね。多分、Ayam Taliwangは私とは合わないのでしょう。おそらく次回食べる事は無い・・・・。
そんな、食事をしながら、食堂の隣に設置してあったATMに目をやると、こんなポスターが、
「清潔な環境を維持しましょう。清潔な環境を維持するという事はイマン(イスラム教徒の信条)の一つです」と。
おおぉっ!やればできるじゃんインドネシアっ!!とこれを見てある種の感動を覚えた私。特に宗教と絡めるのがインドネシアらしい。
数日間かけて分かった事ですが、ロンボク島は外国人(特に白人)の観光客が落とすお金で生活が成り立っている事が多いため、
環境を汚す=観光客が来ない=食えなくなる
という切実な問題なんだと思います。そういった意味で未来もあるし、必至さが伝わって来て、非常に好印象を受けました。
そんな小さな事に感動しながら、センギギまで移動。食事を除いた移動時間は1時間ほどで思った以上に早く着きました。
バンドゥン出身のドライバーさんとも仲良くなり、色々話している中で信用できる人だなと思い、翌日はロンボク島を案内して頂く事になりました。
旅行初日は Sunset House Lombokという海沿いのホテル(というよりモーテルに近い)に宿泊しました。
そんなこんなで旅行1日目は無事に終了。