ケンタッキー事件簿

日本ではJALの国際便でケンタッキー(KFC)を提供するというお話で持ち切りですが、本日は私がKFCで恥ずかしい思いをしたお話をさせていただきます。
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↑インドネシアのKFC。あり得ないくらいチリソースを入れてくれます。日本だとコストコストと店長に怒られます。また、カーネルサンダースはインドネシアでも健在です。
事件が起きたのはインドネシアに就任してから数ヶ月のこと、まだまだインドネシア語がわからず(今も大してわかりませんが)、ファーストフードのオーダーもろくにできませんでした。それでも、KFCが無性に食べたくなったので、インドネシアの練習もか兼ねてKFCへ。
まず「持ち帰り」ですが、インドネシア語で「ブンクス」と言います。KFCに行く前にこの言葉をインドネシア人に教えてもらったので、自分の番が来たとき「ブンクス!!ブンクス!!」をとりあえず連呼。店員さんは、はいはい、わかったわかったという顔を見せましたが、とりあえず第一関門を無事突破。
次にオーダーです。チキン2つ+ご飯+飲み物のスーパーブサール2というセットメニューがあります。チキンが1つだけのスーパーブサール1というのもあります。
このセット名の最後に数字が入っているため、オーダーするのがとってもややこしく、私は「スーパーブサール2」を「1つ」下さいと言ったつもりだったのですが、私のインドネシア語がまともに通じるわけも無く、2と1を一つずつ?それともスーパーブサールを21個買いたいの?と何回も聞かれてしまいました。食えるわけないだろと思いながらも、どうにか2を1つということが伝わりました。
インドネシアのKFCはポテトのかわりにご飯が標準セットで、5000ルピア(40円くらい)払うとポテトに変更してくれます。私はKFCとご飯を一緒に食べるという文化が無いので、ポテトに変えていただくことにしました。
ここは単純なインドネシア語で攻めようと思い、「Nasi (ご飯)、NO! Potato (ポテト) Yes!!」と分けわからない言葉を発しておりました。
それを聞いた店員が
「Oh so you want to change rice to fries? (ご飯をポテトに変えたいの?)」

と流暢な英語で答えてくれました。
英語使えるなら最初から使ってくれよ!!!!
完璧に私の下手くそなインドネシア語を露呈し、後ろに並んでいるおばさんからは遅いぞというプレッシャーをかけられ、子供からはクスクスと笑われる始末。KFCで大恥かいた。
顔を赤くしながらも、どうにかKFCの初購入成功し、帰宅の路に着きました。
そして、ついにこの瞬間が訪れた!と思い、いざKFCの箱を開けました。。。。。
。。。。。。。
ご飯から変更したはずのポテトが入っていませんでした。

英語話せる店員さん、ポテト入れるの忘れてる。でもしっかり5000ルピア課金されている。インドネシアに完敗です。
インドネシアでは買ったらその場でふたを開けて中身が合っているかチェックするのが普通だそうです。
皆さんKFCでは英語が通じるということと、買ったら中身をチェックするということを覚えておいてください。

2 Responses to “ケンタッキー事件簿”

  1. wombat より:

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    いやー笑っちゃかわいそうだけど。笑っちゃった。
    こっちは卵を買うときにパックをあけて一個ずつ紙のトレイの中でくるくる回して割れてないか確かめます。

  2. しん より:

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    Wonbat さま、
    いえいえ、どんどん笑っていただいて結構です!(笑)
    これも良くあることで、意図的に忘れるのか、ど忘れするのか分からないんですよね(汗)たまに食べかけのスナックがスーパーにあったりしますので、日本との違いにびっくりことだらけです。

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