「何で日本人は給料高いんだよ!」とローカルに言われたときの答え方

最低賃金が毎年上がるとはいえ、管理職でも日本と比べてまだまだ給料が低いインドネシア。
半分冗談(半分本気)ですがよくローカルに言われることがあります、それは、
「同じ階級・仕事をしているのになぜ日本人のほうが給料高いの?」
ということ。
中々答えにくく、痒いところをついてくる質問です。
私自身、ローカル方、特に年上の方に言われたことがあります。おそらく20代そこそこの若造が高い給料もらいやがって!ということなのでしょう。
そんなときはどのように説明してあげればいいのでしょうか?

お客さんと接待のセッティング宜しく!

まずはこれ、日本人といえば接待要員と言っても過言ではありません。特に下っ端+独身となればなおさら。
そこで、
「よし!それじゃあ、今週から来週にかけてお客さんが来るから、ホテル予約、夕食のセットアップとその後の付き合い宜しくね!多分深夜1時過ぎに帰ることになると思うけど、翌日はまた7時出社だから!あと、土日と1日中ゴルフあるから車の手配、予約宜しく!もちろん残業代は出ないから!」
この時点でほとんどのローカルはごめんなさいと言ってきます(笑)
と、少々大袈裟ですがあながち間違っていない駐在員のアフター5の仕事内容。

付き合いも仕事の内。
日本人同士にしか分からないことある。

持論ではありますが、日本人の給料には「付き合い」の残業費が入っているといっても過言ではないと思っています。
もちろん、会社ごとに付き合いの決まりごとがあると思いますが、海外にお客さん・出張者が来て、現地に日本人がいなければいろいろ苦労されることもあるでしょう。
例えば会食で ビールで乾杯→おつまみ→メイン→最後に締め というような流れがありますが、しかしインドネシア人にはこの感覚が中々理解できないのではないかと思います。やってもらうとなると、教育も必要です。
また下座上座なども日本人としては当たり前ですが、インドネシアでは難しいことかもしれません。

このようにインドネシア人に日本独特の「付き合い・接待」の文化の理解が理解できないのではないかとも思います。その分の安心料が入っていると思えば、そこまで高くないのかな?とも思ってしまいます。

怒られるのも日本人の仕事。
ローカルにやんわり伝えるのも日本人の仕事。

もちろん付き合いだけが給料が高い理由ではありません。
仕事上は「真っ先に怒られる」のは日本人です。例えそれがローカルのミスであってもです。そして後日、怒られたことをローカルに上手く噛み砕きながら、遠まわし遠まわしに注意することが求められています。
特にインドネシア人はプライドが高いので、人前で怒ると彼らのプライドを傷つけてしまい、後々報復されることもあります。
以前、私も面前で上の方ににボコボコに怒られたことがありますが、それを聞いていたローカルが「あんな怒られ方したら、俺なら闇で撃つ!」といっていました(笑)
冗談ではなく、本当です。あえて記述しませんが、彼らの報復方法はさまざま(笑)。このように自分の身を守る上でも、日本人はそのようなことを理解してローカルと接しなければならないのです。

インドネシアと日本の差を埋めるのも現地日本人の役目

国際化が進み、皆さん英語が使えるようになったとはいえ、所詮、別々の国ですから、文化のギャップが沢山あります。
例えば日本でで3時ミーティングといえば、2時55分には皆さん着席していますが、インドネシアでは3時15分開始ぐらいです。日本人に当たり前のことがインドネシアでは非常識なのです。
もちろん、上記+@が問題なくできるインドネシア人がいれば、給料をあげてもいいと思います。
と、いつもと違う路線で真面目にブログ書いてしまいました。さーて今夜も接待ガンバリマス。

2 Responses to “「何で日本人は給料高いんだよ!」とローカルに言われたときの答え方”

  1. Udo より:

    なるほど。

    駐在員の方がうつ病になるなんて話をよく耳にしますが、そりゃ大変ですね。仕事だけでも、外国人とのやり取りでストレスになるでしょうに。

    金より、現地人並みのわがまま言わせてくれーって感じですね。

    • chuzaisince25 より:

      Udo様 :コメントありがとうございます!

      駐在員がうつ病によくなると聞きますが、その兆候が全然ない私は普通じゃないんでしょうかね?(笑)
      現地人並のわがまま言わせていただければ、仕事も生活ももっと楽になりますね!

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