強硬派のKSPIが10月31日〜11月1日の2日間のデモ決行表明!

情勢不安定なインドネシアですが、強硬派のインドネシア労組会議(KSPI)が10月31日から11月1日の2日間デモを決行表明したとのこと。
先日3大労働組合の労働組合連盟(KSPS)Iとインドネシア福祉労連(KSBSI )の2組合がデモ不参加表明を出したため、大規模なデモを回避できるのではないかと見られていましたが、ここに来て先のKSPIがデモの決行を表明したとのことです。
規模はインドネシア全土で200万人を予定しているということで、高速道路や幹線道路などの封鎖が考えられます。
あまりネットなどの記事に直接出ておりませんが、このKSPIというのは強硬派で、組員はデモを一種のお祭りの様にとらえている節があり、去年のデモではお役人の車をひっくり返し、火をつけたり、信号機によじ上り破壊したりしておりました。
つまり過激派グループと言っても過言ではありません。簡単に申し上げますと、危ない人たちということです。
ちなみに政府は適正生活水準(KHL)を今年から16%アップの230万ルピアと定めたそうですが、KSPIは未だに50%アップの370万ルピアにしろと要求しております。
11月1日に最低賃金の確定予定ですが、まだまだ長引くことでしょう。
今日、明日がデモのピークとなりそうです、引き続きお気をつけ下さい。デモ集団は好んで赤色の服を身に着けており、赤服着用集団を見たら速やかに現場を離れましょう。

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