ミスコンと日常から見るイスラム過激派と緩い派。

イスラム教のミスコン開催、ミスワールドへ攻撃予告

インドネシアは1億7千万人のイスラム教徒を抱え、世界で一番イスラム人口が高い国。

ですが、国の宗教はイスラム教ではなく、基本的に自由に信仰してもいいことになっており、キリスト教徒、仏教徒(中華系)、ヒンズー教徒(バリ)などの宗教が混ざっています。でも神様は何かしら信じないといけないそうです。

そんなインドネシア・ジャカルタで9月19日にイスラム教徒限定のミスコンが開催されたそうです。

評価基準は服の着こなし、コーラン(イスラム教の聖書)の理解度、信仰深さなど。

今大会の優勝者はナイジェリアの方で、インドネシアは優勝を逃してしまったそうな。

実は同時期にジャカルタでミスワールドが開催予定がされており、それに対してイスラム教ミスコンの主催者は「女性の美しさは見た目や体型じゃない!内面からだ!」と敵対心を燃やし、大分意気込んでいたそうです。なるほど一理ありですし、賛成です。

このミスワールド・ジャカルタ開催に際し、イスラム教強硬派の大規模な反対があり、比較的イスラム教徒が少ないバリ島に開催地を変えたそうです。

肌露出厳禁なイスラム教からしてみれば、ビキニで観衆の前の歩くのはありえない、けしからんことでしょう。

そういえば先日はLady Gaga (レディーガガ)のコンサートも同じような強硬派の反対で中止になりましたね。

ちなみにここで言う「強硬派の反対」とはデモだけではなくて、「攻撃予告」を含んでいます。

2002年のバリ島のテロのようなことを起こすぞ!という脅しをかけたのかもしれません。主催者側も命をかけてまでジャカルタでやるメリットはないでしょう。

国教がイスラム教ではないのですが、イスラム教徒の比率からしてみれば反対デモは当然かもしれません。でも、攻撃やテロはどの国・どの宗教でも、あってはいけないことでしょう。

しかも最低賃金が急激に上がっている今、万が一、外国人に対するテロでも起きてしまったら、外資系撤退は免れず、インドネシアの経済発展は大幅に鈍化するでしょう。結果的にツケがインドネシア人にすべて跳ね返って来てしまうことを考えないのでしょうか?

イベントにはデモはするけど、個人には緩い?

と、まぁ難しい話はこれぐらいにして、インドネシアは特殊で、一部過激派を除けば、とても寛大なイスラム圏な気がします。

まず、女性の服装で、ビジャブ(イスラム教女性が頭に被る布)を着用しながら、ピチピチで体のラインが見えるような服を着てたりします。女性らしく、お洒落をしたいと言うことでしょうか。

また、クラブやダンスパーティーなどもしょっちゅう開かれており、ここでは記載できないような過激な服装でステージに立ってる人も沢山居ます。もちろん彼女達はイスラム教徒。インドネシアの若者もそういったパーティーに参加するのが大好き。

あとはできちゃった婚のイスラム教徒も結構います。もちろん結婚前交渉は御法度。その後離婚(イスラム教で離婚は認められているそうです)しシングルマザーになり、水商売で働くというのはよく聞く話。

お酒も飲むし、タバコは吸うし、人によっては豚肉を食べるイスラム教徒もいます。

サウジアラビア等の戒律の厳しいイスラム圏の国であったら上記のことはあり得ないことで、いろいろな懲罰が起こるレベルでしょう。これが許される(?)のは比較的緩いインドネシアだからこそでしょう。

緩すぎてイスラム教徒でなくてもアウトな友人

先日、イスラム教の友人が「行動は宗教に強制されるものではなく、自ずとしてしまうものだ」とカッコいいことを言ってました。

そんなことを言った現場は、地域で一番悪名高いパブ。もちろんビンタンビールを飲みながら。

そして、豚肉サラミのピザを頬張りながら「美味けりゃいいんだよ!」と

そのまま飲んだくれて飲酒運転(絶対にやめましょう)。友人、アウト!!!

そんな緩すぎる彼が大好きです(笑)が、強硬派にとってみれば、完璧攻撃対象でしょう、彼が過激派に攻撃されないことを祈ってます。


注意書き:あくまでも過激派はインドネシアのほんの一部であり、ほとんどのインドネシア人のイスラム教徒はいい人ばかりです。

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