インドネシア初心者必見!渡航前に知っておきたい生活インフラの超基本

今年もあと少しになってきましたが、年を越すと、「今年からインドネシア駐在になりました!」や「留学でインドネシアに行くことになりました!」などという方々が出てくるのではないでしょうか?

今回のエントリーではインドネシアに旅行で初めて行く方、お仕事でインドネシアに初めて行く方や、インドネシア駐在を控えている方などにわかりやすいように、「インドネシアの生活インフラの超基本」をご紹介いたします!

最低限これだけ知っていれば、「生きていける」ことをまとめてみましたので、ぜひ覚えておいてください!

水道水は飲めない

ウォーターディスペンサー

インドネシアでは高級住宅地であろうが、高級ホテルであろうが基本的に水道水は飲めません。いくら喉が乾いていようが絶対に飲まないようにしてください。

水道水でもケトルなどで煮沸すれば飲めないことはありませんが、泥が混ざり水が濁っていたり、臭いがキツかったりなどあまりオススメはしません。

食器洗いは水道水でも(少なくとも私は)問題ありませんが気になる方は最後の洗浄を綺麗な飲料水で仕上げましょう。

飲料水で有名なメーカーはAQUAと言われる水で、これさえ買っていれば間違いありません。

AQUAのガロン。19Lあります。

長期滞在になると、自分で飲料水の購入をすることになりますが、ディスペンサーを購入し、水をガロンで購入するのが一般的+経済的です。

ガロンは19Lで結構重いので、なくなると近くの商店に電話し、持ってきてもらいのが一般的です。

ガスボンベも自分で購入

12kgのタイプのガスボンベ

日本のように都市ガスが発達していないインドネシアでは、ガスコンロのガスも自分で購入しなくてはいけません。

ガスボンベにも大きなものから小さなものまで様々なタイプがあり、生活のスタイルによって使い分けていけばいいと思います。

最近の新しい家では電気ストーブも普及し始めていますので、ガスを自分で購入するのが面倒な方は電気タイプでもいいでしょう。

ただし、インドネシアでは停電が頻繁に起こりますので、電気がなくなると料理のインフラが止まることになりますので、そのリスクは検討すべきでしょう。

インターネット環境

インドネシアのインターネット環境は想像以上にイイです。

基本的にホテルのWi-Fiは無料ですし、街中にも無料のWi-Fiスポットは沢山存在しています。

ネットのパケット通信料もそこまで高くなく、1000円程度払えば数GBのダウンロードが可能です。

ただし、街中のWi-Fiスポットは安全性に問題があると思われ、一度接続するとその店のプロモーションのSMSが届いたりなど、個人情報だだ漏れ感が否めません。

スマフォのパケットもLTEではあるものの、場所によっては不安定になる事も多く、日本のスピードと比べると確実に劣ります。

トイレは水洗だが、和式が多い

水瓶がデフォルト

インドネシアで心配事の一つにトイレ問題があると思いますが、インドネシアのトイレは基本的に水洗です。ただし、ホテルや会社、一部観光地などを除いてスクワット式、つまり和式が大多数です。

また水洗と書きましたが、桶で水を流すタイプが多く、ほどんどの場合、トイレットペーパーが備え付けられていません。

紙は備え付けられていませんが、ミニシャワーのようなインドネシア式「ウォシュレット」が備えられていることが多く、それで洗浄するのが主流です。

インドネシア式ウォシュレットに抵抗がある方は常にトイレットペーパーを常備することをオススメします。

日本の電化製品はそのまま使えない

インドネシアで日本の電化製品はそのまま使えません。

日本とは違うコンセント

まずコンセントの形が違います。インドネシアのコンセントはCタイプという、丸い穴が二つ空いているタイプが主流ですので、プラグ変換アダプターが必要です。

ただし、これにも意外な落とし穴があり、インドネシアの地域によっては3つの長細い穴が空いているBFタイプであったり、Cタイプよりも丸い穴が若干小さいBタイプであったりと、結構複雑です。

渡航前に滞在先はどのタイプが確認しておくと安心でしょう。

アダプターを購入してコンセントに刺さるようになったからと安心してはいけません、次は電圧です。

日本の電圧は100Vですがインドネシアは220Vです、そのため日本の電化製品をそのままコンセントに刺すと壊れる可能性がありますし、家やホテルのブレーカーが落ち大事になる可能性がありますので、電化製品を使用する前にしっかりと電圧を確認しましょう。

アダプターの裏に100V-240Vと書いてあればそのまま使えます。

もし、100Vしか記載がしていない場合は変圧器がベット必要になります。日本の家電量販店で購入してから渡航するといいでしょう。

移動の基本はバイクか車

インドネシアは交通インフラも十分整っているとは言えません。

ジャカルタなどの都市部であればトランスジャカルタという連結バスが走っていますが、地方になると交通インフラがそもそもありませんのでAからBに移動する手段はバイクか車が基本になります。

街中にはバイクタクシーや車のタクシーが溢れていますが、移動するにはそれなりにインドネシア人とコミュニケーションを取らないと目的地になかなかつかないアクシデントも起こりかねません。

また、慢性的な交通渋滞のため、移動時間がなかなか読めないので事前にアプリなどで渋滞情報を確認し、目的地までの交通状況及び、所要時間を確認しておくといいでしょう。

インドネシアはジュネーブ条約加盟国ではないため、日本で取得した国際免許は使えません

そのためインドネシアで合法的に運転するためにはインドネシアの免許取得が義務付けられていますので気をつけてください。

終わりに

いかがだったでしょうか?インドネシアに馴染みのある方には当たり前の事ですが、初めての方々では想像できない事が起こるのがインドネシアです。

初めは大変な事も多いですが、少しずつインドネシアを理解していただき、ぜひインドネシアを満喫していただければと思います。

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