バリ島に来て感じた、インドネシアの複雑さ。
長かった正月休みも終わり、現実に引き戻される方々も多いのでないのでしょうか?そんな私も同じです。
さて、現在バリ島に滞在しておりますが、はっきり申し上げまして、
「素晴らしい、また来たい。絶対に戻ってくる」
に尽きます。
でも、バリ島は私が知っている「インドネシア」と、ただただ違うのです。
どちらがイイと良いわけでは決してありませんが、私はバリ島に来てみて衝撃を受けました。
「なんだ、この島は?インドネシアではないのか?」
と。
バリ島の前に滞在したロンボク島は観光地ではあるものの、「インドネシア」だなぁ〜と普通に感じたものです。しかしバリ島は一線を画すのです。
例えば、
- 全然モスクがない(バリ・ヒンドゥー教がマジョリティー)
- ヒンドゥー寺院が多い
- 当然のごとくヒジャブ率が低い
- 建築物・飾りが独特
- ヒンドゥーのお供え物がどこにでもある
- 独特のお線香の匂いがする
- バリ語が聞こえる
- 白人がウジャウジャいる(ロンボクにもいましたが、バリほどではない)
- 酒が普通に売っている(あれ?ミニマートって酒販売ダメじゃなかったっけ?)
などなど、枚挙に暇がありません。
バリ島はヒンドゥー教の影響が強く、それを基盤として生活・文化が成り立っているからこそ、違いを感じるのだと思います。
このような単一でない宗教、人種、言葉、自然、島などの様々な要素が折り重なって独特の文化が生まれ、その上に「インドネシア」という国が成り立っているのであると改めて感じました。
もっと勉強しないといけませんね、反省です。一方で「インドネシアってなんて複雑で難しい国」だなと混乱しています。
特にバリ島は本当に絶妙で微妙なバランスの上に成り立っているんだなと思います。ちょっとずれただけで大変なことになるよ、この島。
ただ、同時にこれだからインドネシアは面白いとも感じています。
ともあれバリ島は良いところでした、近いうちにまた戻って来ます。
ロンボク島➡︎ギリ島➡︎バリ島の珍道中は、後日改めて記事にアップさせていただきます。
日本の方に少しでも有意義な情報をご提供できるようにまとめますので、少々お待ちください。
それではみなさま、Selamat bekerja 2017!!!(2017年もお仕事頑張りましょう)