涙なしには聞けない!従業員の生い立ちの話

従業員のエガ(仮)とお話していた際に、5月の連休(インドネシアも5、6日は祝日でお休みの為、土日含めて4日連休です)はどこに遊びに行くのか聞いてみたところ、シンガポールのユニバーサルスタジオとジョホールバルのレゴランドに遊びに行く予定という話をしてくれました。

私はインドネシア人にはドンドン海外に出て行って、如何にインドネシアが無法地帯なのか(笑)を見て来てほしいと思っていたので、是非楽しんでくださいという話をしました。

従業員の予算を拝借!給料を何に使ってるの?

そんな話の中で、彼女の田舎の事を訪ねたりと生い立ちの話になりました。

エガの田舎は船で7時間ぐらいかかる島のようで、田舎から出てくるのも一苦労との事。

と、ココで彼女からイキナリの爆弾発言が、

エ「私の田舎では朝7時から夕方5時まで工場で働き、1ヶ月間休みが一日もありませんでした。でも、月のお給料は30万ルピア(約3000円)でした」

ぎぇえ!!1ヶ月30万ルピア!?どんだけ安いんだと思いつつ、彼女の話を聞いてみると、

エ「でも、田舎で頭も良くもないので、給料が低いのは仕方がないと思います。あの島は田舎で保守的なので島を出るのも大変なんです。特に女の子と言う理由で島から出してもらえないんです」

私「じゃあどうやって島から出たの?よく両親を説得して出て来れたね?」

エ「いえいえ、説得なんてしてません。前もって荷物をまとめておいて、チケットを買っておき、出発するその日に両親に島を出る事を打ち明けて、そのまま飛び出て来たんです

私「ぎぇええ!凄いね!両親泣かなかったの?」

エ「泣きましたけど、仕方がないって出してくれました」

 

彼女は今20歳。17歳11ヶ月のときに田舎を出て、1ヶ月は洋服の売り子、18歳になって初めてうちの会社の従業員になりました。

最初は現場のオペレーターでしたが、社内公募していたオフィスポジションに受かり、今では社員にまでなって来週マレーシアとシンガポールに行くではないですか!今では日中は働き夜は大学に行くような生活をしています。もちろん今の給料は田舎の10倍以上もらっています。

何この出来過ぎちゃん、うちじゃもったいないよ、他行きなさい(笑)

そして彼女のサクセスストーリー、2時間映画撮れるよ、真面目に下手なインドネシア映画より良いもん作れるよ(笑)

 

インドネシアでは地方と都会の格差が激しく(日本のそれとは別次元)、それは経済格差だけではなく、物資の格差や教育の格差もあるのです。

こんな事を書くとあれですが、彼女はラッキーな方で実際には仕事も得られず、望まない生活をしている人も居るのかと思うと、インドネシアという国も過酷だなと思いました。

自分も頑張らなくちゃと思わせてくれる従業員の生い立ちの話でした。

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