今更だけど、インドネシアの携帯電話事情のおさらい(購入編)
前回は携帯キャリア、前々回は携帯端末と見てきましたが、今回のエントリーではインドネシアのプリペイドSIMカードの購入方法をお伝えします。
プリペイドSIMカード購入の流れ
SIMカードの購入方法は大まかに以下のようになっています。
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②キャリアを決める
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③電話番号を決める
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④アクティベート
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⑤必要に応じてプルサ(お金)を入れる
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⑥携帯に装着
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⑦使用可能
お店の込み具合や手際によりますが大体5~10分ぐらいで携帯電話が使えるようになります。もちろんパスポートや身分証明書など必要ありません。
そう考えると日本の携帯ショップでアクティベーションで数時間待たされるあれはなんでしょうかね。こういうところはインドネシアのほうが進んでいます(笑)
プリペイドSIMの購入の仕方(①~③まで)
まずは日本からであれば空港、街中であればショッピングセンターや偽物製品が売っているような巨大雑居ビルに行ってみましょう。路端で売っていることもありますがあまりオススメしません。
まず決めるべきことはキャリアです(キャリアについてはこちらをどうぞ)。どこの携帯屋さんでもほとんどのキャリアを扱っているのでどこのお店でも基本的に同じでが、お店によっては金額が違ったりすることがあります。
携帯屋さんに行ってみると分かりますが、ガラス張りの中の各キャリアのパッケージが展示してあり、そこに貼ってある10桁くらいの数字がSIMカードの電話番号になります。
10桁ぐらいというのも、製造された時期によって桁数が違うからです。私の会社の携帯の桁数は10桁ですが今は12桁やそれ以上の番号も出ているので、10桁ぐらいという表現になってしまいました。
と、前置きが長くなってしまいましたが、SIMカードは安いものなら200円くらいから購入できますが、高いものだと3000円、それ以上するものもありますが、その金額の違いは電話番号です。
インドネシアで価値がある電話番号は覚えやすい番号(Nomor Cantik と呼ばれています)。したがって下四桁が1234や7777と覚えやすかったり、桁数が少ない番号の価格が高く売買されているのです。ある意味投資の対象になっていると言っても過言ではありません(多分流通上部で抜かれるとは思うんですけれどもね)。
道端で買わない方がいい理由はまさにこれで、1店舗しかない携帯屋さんに行っても、Nomor Cantikに出会える確率が低いからです。それよりも携帯屋が密集している場所で探したほうが、出会える確実が格段に上がるのです。
アクティベートから携帯装着(④~⑥まで)
自分の番号が決まったらお店の人にその場で「アクティベート」、つまり使える設定をしてもらいましょう。お店の人は慣れているので、自分の携帯を使い即アクティベートしてもらえます。携帯電話を早速堪能したい方はついでにプルサ(お金)も入れてもらいましょう。
お金は10万ルピアも入れておけば一安心です。ちなみにインドネシア人は1万とか、2万ルピアぐらいの低額から入れるため、10万ルピアを入れるとなるとある意味上客です(笑)
お店の人はアクティベートとプルサを入れた証明に携帯の画面を見せてくれますので、そこでちゃんとお金が入っているか確認しましょう。
携帯への装着ですが、購入したSIMカードと端末の組み合わせによってはSIMカードの裁断が必要な事があります。よくわからない方は携帯端末を直接お店に持って行き、Ini ini (イニ、イニ!!これこれ)と言えばぴったりサイズに合わせてくれます。
まとめ
3回に渡るインドネシアの携帯事情でしたがいかがでしたでしょうか?インドネシアの携帯電話開通は非常に簡単で、究極的にはSIMフリ―端末持ってお店に行くだけで、5分もかからず開通出来ます。プルサが無くなった場合、街の携帯屋さんでも対応可能ですし、ネットで購入も可能です。
次回(リクエストがあれば 笑)は2016年版、インドネシア国内でのインターネットの賢い使い方をご紹介したいと思います。
続編お願いします!
まはてる様、
リクエストありがとうございます!作成中です、少々御待ちください。
出来れば購入したSIMカードのアクティベート、残高が少なくなったSIMカードへの積み増しに関わる携帯関連のインドネシア語会話もつけていただければ助かります。
何故か指差し会話帳にも想定されてない場面とかで未掲載です。